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議事録とボード

AIエージェント(Claude Code か Codex のCLI)や自分が書いた議事録を、書き起こしの横で読めます。いまの論点を図で見るボードと、議事録を指定して会議を始めるリンクも紹介します。

議事録は、ウィンドウの右に開きます。次のどれでも開く・隠す操作ができます。

  • ウィンドウの右上の「議事録」ボタン
  • メニューバーのメニューの「議事録を表示」
  • 「表示」メニューの「議事録を表示」

開くとウィンドウが右へ広がり、閉じると元の幅に戻ります。開いているかどうかと幅は、アプリを再起動しても引き継ぎます。

ペインは何も表示しない状態で始まります。会議を始めただけでは、議事録のファイルは作りません。

表示する議事録は、次の3つの方法で選べます。

方法 操作
録音開始シート 「議事録」の欄に絶対パスを入れる。履歴・「ファイルを選ぶ…」・.md のドロップからも入れられる
ペインのパス欄 パスを入れてReturnで確定する。Escで編集を取り消す。右端の×で表示をやめる
AIエージェントからの通知 AIエージェントが議事録を作成・更新して場所を知らせると、そのファイルに切り替わる
  • 指定できるのは .md のファイルです
  • まだ無いファイルも指定できます
    • 動き: ファイルが作られると、自動で表示します
  • パス欄にカーソルを置くと、最近表示した10件が出ます
    • 操作: Returnで先頭を開けます
  • 開始シートの議事録欄には、前回のパスを入れません
    • 理由: 前の会議の議事録を上書きしないためです
  • AIエージェントの参加を設定していなくても、自分で書く議事録の表示に使えます

文字の倍率を変えると、Mermaidの図も同じ倍率で大きくなります。広い図は縮めずに表示し、その図の枠で横スクロールして見られます。

枠の外に続きがある辺には、薄いぼかしと小さな矢印が出ます。

Mermaidの図をクリックすると、紫の枠と手のひらカーソルが出ます。

  • 選んだ図は、ピンチで25%〜400%に拡大縮小できます
    • 中心: カーソルの位置です
  • ドラッグと2本指スクロールで、図の中を動かせます
  • 枠の右上の「− 倍率 +」でも拡大縮小できます
    • 配置: 目次に重なるときは左側へ寄せます。幅が足りないときは目次の下に表示します
  • 「全体」で、図の全体が枠に収まる倍率へ変えます
    • 下限: 25%でも収まらない図は、25%で中央に置きます
  • 「戻す」で、図を等倍・初期位置へ戻せます
  • Escか図の外のクリックで、選択を解除します
    • 動き: ペインのスクロールへ戻ります
    • 表示: 選択枠と図のフォーカス表示が消えます
  • 図の枠は、更新後の図の大きさに追従します
    • 拡大縮小・ドラッグ: 枠の中の見え方だけが変わります
  • AIの更新後も、図の倍率と位置は引き継ぎます
    • 例外: 別の議事録へ切り替えると初期に戻ります
  • 図の更新中は前の表示を保ち、新しい図ができてから差し替えます
  • ⌘+・⌘-・⌘0は、これまでどおり文字の倍率を変えます
    • 関係: 図の倍率と掛け合わせて表示します

ボードタブのキャンバスは、選ばずに操作できます。

120Hzの画面では、図の操作も画面の更新頻度に追従します。60Hzの画面では、従来どおり約60コマで動きます。

ペインは読むためのもので、ファイルを書き換えません。ファイルが更新されると、表示も追いつきます。

  • 追加・書き換えされた箇所は、淡い紫で4秒強調します
    • 表示: 目次の見出しにも紫の丸が付きます
  • AIエージェントへ依頼を送ってから次の依頼までは、その依頼で変わった箇所の強調を残します
  • 下端に最終更新の時刻を表示します
  • 右上の「目次」で見出しの一覧が出ます
  • 見出しの左の三角で、その下の内容を畳めます
  • ⌘Fで、カーソルのあるペインを検索します
  • 画像はクリックで拡大します
  • コードブロックは、右上のコピーアイコンで中身をコピーできます
  • パス欄の右のボタンから、NeovimかObsidianでファイルを開けます
    • 条件: Obsidianは、ファイルがVaultの中にあるときに使えます
  • 4 MiBを超えるファイルは表示しません

ペインを隠している間にAIエージェントが議事録を知らせてきたら、フッターに「議事録」の印が出ます。押すとペインが開きます。

見出し・リスト・表・リンク・強調のほか、次の記法を表示します。

  • タスク [ ] [x]
    • 制約: 表示だけで、チェックはできません
  • 脚注 [^1]
  • callout > [!NOTE]、MySTやMkDocs形式のadmonition
  • Mermaidの図
  • 数式 $...$ $$...$$
  • [[ノート]] 形式のWikiリンク
    • 動き: 議事録がObsidianのVaultの中なら、クリックで同名ノートを開きます
  • [[#見出し]] で議事録の中の見出しへ移動します
  • ローカルとHTTP・HTTPSの画像
    • 通信: 外部の画像URLは、その配信元へ取りに行きます

AIエージェントに議事録を書かせる

Section titled “AIエージェントに議事録を書かせる”

AIエージェントを会議に参加させる の設定を済ませ、議事録の更新を頼みます。

[[ai]]
cli = "codex"
address = "迅雷へ"
initialPrompt = "会議の決定事項と担当・期限をMarkdown議事録へ更新してください"
  • 議事録のパスを指定していれば、AIエージェントはそのファイルへ書きます
  • 指定していなければ、AIエージェントが依頼文に従って書き先を決めます
    • 動き: 保存した場所を知らせると、KIKIGAKIがそのファイルを表示します
  • 自動送信を使うと、会議が進むたびに議事録を書き進めてもらえます

AIエージェントが書ける場所はCLIの権限で決まります。

  • Codexには、KIKIGAKIの保存先 outputDir への書き込みを許可して起動します
  • それ以外の場所へ書くときは、CLIが承認を求めることがあります
    • 操作: herdr のペインで承認すると保存されます

「会話をコピー」で渡すときも、表示中の議事録があればその場所を渡します。

ボードは、いま何を話し、何が決まったかをAIエージェントが図にまとめたものです。議事録の1つの見出しの下に、自動送信のたびに書き直します。手動の依頼は議事録の本文を、自動送信はボードを担当します。

[[ai]]
name = "議事録とボード"
cli = "codex"
address = "迅雷へ"
board = "## ボード"
boardLocation = "~/Documents/minutes/${yyyyMMdd_HHmmss}.md として作成し、変数は現在日時"
initialPrompt = "議事録を更新してください"
autoStart = true
autoIntervalMinutes = 1
  • board は、ボードにする見出しを1行で書きます
  • 自動送信には、内蔵のプロンプトを使います
  • initialPrompt は、手動の依頼の初期値に使います
  • boardLocation は、議事録のパスが無いときの書き先をAIエージェントに伝えます
    • しくみ: ${...} や ~ はAIエージェントが解釈します
  • 自動送信を始めるには、議事録のパスか boardLocation が要ります
    • 例外: どちらも無いと「ボードの自動送信には議事録のパスか boardLocation が必要です」と出て始まりません
  • プロンプトを全部差し替えたいときは boardPrompt を使います

議事録ペインに「議事録」と「ボード」のタブが出ます。ボードのタブには、最後に更新した時刻が ボード 17:48 のように付きます。

ボードは、Mermaid図1枚をペインいっぱいに表示します。

  • 最初は図全体が見える倍率で表示します。「全体」で同じ見え方へ戻せます
    • 倍率: 小さい図は200%まで、大きい図は25%まで調整します
  • 選ばずにピンチ・ドラッグ・2本指スクロールで操作できます
  • 「− 倍率 + 全体 戻す」は常に表示します
  • 図が枠に収まらない間は、右下のミニマップで全体と表示範囲を示します
    • 配置: フォーカス中の論点に重なるときは、他の隅へ移します
    • 背景: 半透明で、背後のボードが透けて見えます
      • 読みやすさ: 箱と論点IDは元の濃さを保ちます
    • 表示: カードの色と点線を写した箱と線で示します
      • 論点ID: 箱の中央に T1 などを表示します。本文や絵文字は省き、IDのない箱は文字なしです
        • 番号: 図のノードIDを使います。ラベルと食い違う場合もノードIDを優先します
        • 旧ボード: ノードIDが論点IDでない図では、ラベル先頭の番号を使います
      • 文字: 通常の太さで、箱の色に合わせて濃い灰色か明るい灰色にします。文字の大きさはミニマップ内で揃えます
        • 読みやすさ: 灰色では読みにくくなる箱だけ、黒か白に戻します
        • 例外: 幅に収まらない箱だけ文字を縮めます。箱の外にはみ出さないようにします
      • 更新: 操作中は少し遅れて追いつきます
    • 大きさ: 縦横比を保ち、通常はペインの幅33%・高さ27%以内に収めます
      • 拡張: 論点IDの共通の文字サイズが画面上で7.5pxより小さくなるときだけ、読みやすい大きさまで広げます
      • 上限: 幅50%・高さ40%。さらに大きなボードでは、IDが小さいままになる場合があります
    • 操作: クリックやドラッグした場所へ移動します
  • 旧ボードの複数図や文章は、左下の「以前の本文」を開いて読めます
図の印 意味
印なし これから決めること
✅ 決まった
🟠 保留
❌ 却下
💬 決める対象ではない前提や所感
  • 紫の太い枠が、いま話している論点です
  • 却下した論点は、淡い赤と点線の枠で示します
    • 既存の図: 以前の配色で書かれたボードも、淡い赤で表示します
    • 対象: ボードタブと、議事録内のボードの節にある図です
  • 直前の更新で動いた論点は紫の枠、しばらく動いていない論点は灰色になります
  • 論点には T1、T2 の番号が付きます
    • 表示: 図の配置が変わっても、番号は変わりません
  • 論点をクリックすると、その位置のまま墨色の四隅の印で目立たせます
    • 見出しへの移動: フォーカス中の論点をもう一度クリックします
    • 解除: Escか図の余白をクリックします
  • 図が更新されても、フォーカスした論点の位置と倍率を保ちます
    • 更新中: 前の図を表示したまま操作できます。新しい図ができてから差し替えます
    • フォーカスがない場合: ズームや移動で見ていた中央に近い論点の位置を保ちます
    • 全体を見ていた場合: 新しい図全体が見えるように調整します

ボードタブで⌘Fを押すと、「ボードを検索」が開きます。

  • 図の論点の文字を検索します
    • 対象外: 辺のラベルと「以前の本文」です
  • 次・前へ移動すると、一致した論点を中央へ寄せてフォーカスします
    • 倍率: 図が100%未満なら100%へ上げます。100%以上なら今の倍率を保ちます
  • 件数は、文字列が一致した回数を表示します
  • タブを切り替えても検索語は残ります
    • 動き: 開いたタブの内容を検索し直します
  • 検索を閉じると、一致の強調だけが消えます
    • 表示: 論点のフォーカスは残ります
  • ボードは、送信から1〜2分遅れて会議を映します
    • 理由: 返事を待つ間は次の送信を飛ばします。更新の間隔はAIエージェントの返事にかかる時間で決まります
  • 話者判別の誤りや音声認識の誤字は、そのまま論点名に入ります
  • ボードは会議の要約で、議事録の代わりにはなりません
  • 図の配置は、論点が1つ増えるだけで大きく変わることがあります